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中学、高校と、いちばんの親友だったとおもう。
不二。
同学年で中学から同じ部活で、一度は同じクラスになった。六年間、テニス部で一緒に闘った。
中三とき急遽組んだあいつとのダブルスは、大石とは別の意味ですごくやりやすかった。不二は、俺の負けん気も弱気も、なんにもいわなくても勝手にわかってくれてて、コートのなかでとにかく動きやすかった。それに、俺も不二のつぎの動きが、隣にいても後ろにいてもつかめた。
俺のは、あいつに対する特別な気持ちによるもんだと思ってたけど。不二は。きっと誰にでもそうだ。俺が誰にでも笑えるみたいに。
でもさ、不二。俺がそれにどんだけ嫉妬してたか知らないよね。知ってたら困るんだけど。
それも今日で終わり。おれは街を出て、遠くの大学へ進学することにした。だから、不二へのこの奇妙な気持ちももう終わり。明日からは吹っ切る。
引っ越しを手伝うと申し出てくれた不二には感謝してる。最後に、笑う不二を覚えておける。毎日、母さんが掃除してくれることもなくなったこの部屋は想像以上に埃っぽくて、俺のために汗かく不二にはちょっと悪いなって思ったけど、そんなあいつを見られるのは俺の特権ということにするね。埃まみれで笑う不二の表情は、あのときちょっと涙で霞んでほんとは見えなかったんだけど。
「英二」
ひとしきり、カンバスに向けて一心に動かしていた筆をおろしながら、めんどくさそうに目線だけ寄越す。硬い、木でできたベンチに淫らな格好で腰かけていた。いつもとおなじ低めの声、いつもの冷えた視線、いつもの行為。大きく開いた足のあいだに手を伸ばし、自身を慰めていく。単なるマスターベーションだ。ただそれだけで終わる。あとは服を着て見送りもしない彼を横切って言うだけだ。
「不二、またあした」
毎日続く。俺たちが名前を呼びあうのは、一日にたったの一度だけだ。
馴れた行為の最中、ボーッと廻る思考もいつもとおなじ。彼は視線を俺から外さない。感情を一切浮かべない無表情でじっと見ている。とはいえ、実際には逆行で表情は殆ど読み取れない。
いつからだろう。俺たちのこんな関係は。もちろん、普通に友人だったこともある。世間ではあまり市民権を得ないけど、恋人だったことも。甘い感覚も弾けるようなときめきも嫉妬めいた不安も、もうとても昔のことに思える。思いだしとそれらはキラキラした空間のなかにいつもあった。どれくらい笑いあっていないだろう。
彼が裏切ったのか、俺が裏切ったのか。お互いわかっていたのに、その底のみえないゲームに足を踏み入れた。複雑な心情を抱えながらそれでも、どんな関係でも続けることを選んだ。選んだと言えば聞こえもいいが、そもそも他に選択肢はないし、そうやって斜めからでも向き合えていることでまだ大丈夫だと安心したかったのかもしれない。向き合ってると思ってるのは俺だけかもしれないけど。
(メモです)
本日は剛さんのお誕生日。
おめでとうございます!
っていいたかった、シンプルに(笑)
あしたからまた日常。
でも同じ空のもと、同じではないけど日常をみんな生きてる。
繋がってる。
そう思えるから頑張れるとおもう。
そういうことに感謝し始めたこのごろです。
教えてくれてありがとう。
光ファイバーに変えたものの、プロバイダーさんの契約書類がまだ届いてなかったためネットは繋げられないまま一週間ほど過ごす予定です。
ブログ系統は携帯電話から投稿できるがサイトがしばらく放置でしたがそれも続くと思われるん…。
スタンドアロンで遊ぼうにゃん。
やっぱり4月10日にいまからライブなんて実現不可能なんだよね、どう考えても。 それならいっそテレビ放映で全国のKinKi Kidsファン以外のひとにもお誕生日お祝いしてもらうってののほうがよっぽど現実的。 だいたい彼らのスケジュールって数年先まで凡そ決まってるんじゃないだろーか。 だってそうじゃないといくらなんでも毎年同時期にドームおさえたりもできないし、特に彼らの場合、大勢のスタッフや多額の予算が動いていそうです。 突然降って湧いた予定ももちろんあるだろうけど。
というわけで賛同する、っておもったけどやっぱり難しいんだろうな、っておもっているところへ、ドームは別の予定が組み込まれていたらしい(笑)
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